STEP3 商品やサービスの魅力を伝える言葉【開催レポート】

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REPORT

 今回のテーマは、「商品やサービスの魅力を伝える言葉」。STEP2で具体化したそれぞれの商品やサービスの魅力を伝えるために、2日間に分けて、講師の二階堂先生から伝わる言葉とは何か学び、伝えるための言葉を磨くワークを行いました。9月16日は、自分の商品やサービスを見つめ直すところから始まり、「何のため(誰のため)の事業なのか」という点では、それぞれに再認識することや新しい気付きがありました。10月7日は、考えを整理し、ホームページに掲載することも意識しながら、端的な説明文やキャッチコピーを考えました。

受講生一人一人が、自分の商品やサービスを見つめ直し、仲間との意見交換を経て完成させた「商品・サービス紹介」は、受講生紹介のページに掲載しています。

※当セミナーの性質上、計画段階(起業前)の内容も含みます。

日時:令和3年9月16日(木) 10時00分~12時00分
場所:丹波の森公苑
内容:レクチャー「伝わる言葉とは?伝わるように伝えるには?」
   ワーク「伝わる言葉で考えよう」

日時:令和3年10月7日(木) 10時00分~12時00分
場所:丹波篠山市民センター
内容:レクチャー・ワーク「伝えるための言葉を磨く」
講師:コピーライター
   兵庫県立大学非常勤講師
   二階堂 薫 氏

受講生の感想・今日の気づき(一部抜粋)

・伝えたい相手を大まかにしか考えていなくて、何を伝えたらいいのかも全然分からなかったのですが、今日のお話を聞いてある程度、ターゲットを明確にしぼると伝えたいことや伝え方が分かってきたように思います。まずは自分が何のためにやりたいのか、しっかり考え向き合いたいと思いました。

・自分の日常で、コミュニケーションがとれなかったと思った時の原因がよく理解できました。どんな時も、自分の信念や感じたことをまず明確にしていくことで言葉がうまれるのだと思いました。あとは、嫌われるとか相手からの評価を気にせず、伝わっているか、を優先して話そうと思いました。

・「あいさつなど自分が嫌われたくないから長く書いちゃう」まさに今これをやっていて、ズキっときました。簡潔に送ろう!と思いました。

・自分がどうしたいか?ではなく、相手にどうなってもらいたいか、最後の発表タイムで私はどうしても自分がどうしたいかの方に話が行ってしまってハッとした。そうではなく、相手にどうなって帰ってもらいたいかが重要だと大事な着地点に気付く機会を頂きました。

県民局担当者のひとこと

  今回のセミナーでは、「伝えたい相手を明確にする」ことが一つのポイントとなりました。伝えたい相手のイメージを限定すればするほど、伝わる人の数が減ってしまうのではないかと思いましたが、「特定の1人に伝えようとしなければ、誰にも伝わらない言葉になる」という二階堂先生の言葉を聞き、はっとしました。

  そして、自分一人では伝わりにくい表現に気付かないことがあるので、考えた文章を他の人に客観的に読んでもらうことも大切だと教えていただき、受講生同士で感想や意見を言い合って、ブラッシュアップに役立てました。 家族やママ友以外に、率直な意見交換や相談ができる仲間と出会えることは、「女性のためのスキルアップセミナー」の大きな魅力になっています。