今回のテーマは「自分（社）の強みを他人本位で練り直す」。
中小企業診断士の川上先生をお招きし、自分の強みを活かした事業計画書の作成方法について学びました。講義は、先生からの説明とワークを織り交ぜて行い、ワークシートに沿って事業計画書を記入していきました。
「自身の強みをどう活かして、顧客に提供できるか？」受講生は自分の考えを文章にまとめる作業に苦戦していましたが、夢の実現に向けてまた一歩前進した様子でした。
日時：令和4年8月27日（土）、28日（日） 9時30分～16時30分
場所：丹波の森公苑
内容：講義、事業構想シートの作成
講師：中小企業診断士
株式会社 流通プランニング研究所
川上 正人 氏
受講生の感想・今日の気づき（一部抜粋）
・他人本位の目線から自分の事業を見つめなおすのは難しいことでしたが、言葉にして書き出すことで、ぼやっと頭の中でイメージしていたことが明確になってきたり、案外違う目線からいいところ悪いところが見つけることができ、実現に向けて一歩前進したのかなと感じることができました。
・昨年度も受講していたのですが、今年度作成したSWOT分析と比べて昨年のものは抽象度が高く、いかに自分が書けていた“つもり”になっていたことがよく分かりました。川上先生のアドバイス通り、「小さく分けて深く掘っていく」を意識して自社分析や企画提案書を作成したところ、昨年よりも具体的に書けたのではないかと思います。
・川上先生の的確なアドバイスのおかげで、ふわっと考えていたことが第三者に伝えられるシートが完成したと思います。自分だけが分かっていても意味がない、他者に伝わらないと人の心を動かせないことを再確認しました。
県民局担当者のひとこと
今回のセミナーでは、２日間にわたって、じっくりと自社分析に取り組みました。
自社の強みやコンセプトを整理して、説得力のある文章を書く作業に頭を悩ませている受講生もいましたが、川上先生からアドバイスを頂き、それぞれ納得のいく事業計画書が完成したようでした。
既に事業に取り組んでいる方も、起業準備でアイデアを温めている方も、各々の目標に向かって着実に前進したセミナーとなりました。